こんにちは~
さて、今日はいつも使っているお風呂用洗剤とトイレ用洗剤について考えてみました。
お風呂用洗剤とトイレ用洗剤、成分は同じ?
この、Murchison-Hume(マーチソンヒューム)の中身はバスマジックリンです。
現在うちでは、お風呂もトイレもバスマジックリンを使っています。以前はお風呂用洗剤とトイレ用洗剤と分けて使っていました。
分ける必要ってあるの?一本にまとめられたら便利じゃない?
と思って調べた結果、同じものを使うようになりました。
バスマジックリン・トイレマジックリンの成分比較
〇バスマジックリン
画像は花王株式会社さんのHPからお借りしています。
〇トイレマジックリン
画像は花王株式会社さんのHPからお借りしています。
こうして比較すると主成分である界面活性剤は同じで濃度が違うだけみたいですね。上記の成分表示は「家庭用品品質表示法」に基づいて表示されているものです。製品の裏面にあるやつですね。
もう一つ「日本石鹸洗剤工業会」の家庭用消費者製品における成分情報開示に関する自主基準」というのがあって、その基準に基づいた表記によると
〇バスマジックリン
画像は花王株式会社さんのHPからお借りしています。
〇トイレマジックリン
画像は花王株式会社さんのHPからお借りしています。
全成分はこうなっているんですね。
ん~専門家でないのでちんぷんかんぷん(#^.^#)
しまった~素人には難しすぎる。
全成分を解析するのは素人にはお手上げなので、ポイントを絞ります。
主成分の「脂肪酸アミドプロピルベタイン」は両性イオン系の界面活性剤で肌への刺激だけでなく洗浄力もマイルドなもののようです。
この 両性イオン界面活性剤は弱酸性では柔軟剤の性質を持ってしまうためバスマジックリンは中性ですが、お風呂の水垢汚れや石鹸カスなどにも非常に有効。なぜなら多めに配合された「キレート剤」(エチレンジアミン四酢酸ナトリウム)で、キレート剤の金属封鎖作用によって水道水の金属成分や金属石鹸を水溶性に変え、流しやすくしているそうです。
トイレマジックリンにもバスマジックリンと同様の「キレート剤」が配合されているので同じ効果が得られると思います。
ここまでで言えることは、メインの界面活性剤とキレート剤は同じ。
他の成分は入っていても微量だし、ちょっとした微調整につかわれているんだろうなぁ。(素人の意見。)
***************************************
この記事を初めてupした時(2020,6)は花王さんのHPでは上記のような内容でしたが、最近のモノは成分が変わっているとわかったため改めて調べてみました。
バスマジックリン
画像は花王株式会社さんのHPからお借りしています。
メインの界面活性剤が「脂肪酸アミドプロピルベタイン」から「アルキルベタイン」に代わっています。「アルキルベタイン」も安全性が高い界面活性剤のようです。
トイレマジックリン
画像は花王株式会社さんのHPからお借りしています。
トイレマジックリンも「脂肪酸アミドプロピルベタイン」から「アルキルトリメチルアンモニウム塩」に代わっています。「アルキルトリメチルアンモニウム塩」は陽性イオン界面活性剤の一種でリンスなどによく使われるもののようです。
と、いうような感じで今はバスマジックリンとトイレマジックリンとほとんど同じとは言えなくなってしまいましたが、新旧バスマジックリンを比較してみると、メインの界面活性剤が違うぐらいなので、バスマジックリンをトイレ用に使うぐらいなら大丈夫だろうと思います。(素人の意見)
専門家の意見
界面活性剤の専門家である「かずのすけ」さんによると、お風呂用洗剤とトイレ用洗剤はほとんど同じ成分になっていることがあり、代用して使用することも可能。とのこと。特に、ユニットバスなどでは2種類の洗剤を用意する必要はないとのこと。
代用できるんだ~。
代用するにあたってのメリット
- どちらかの洗剤がなくなってしまった場合にわざわざ買いに行かなくても代用できるので便利。
- 2種類の洗剤を買う必要がない。
代用するにあたってのデメリット
- トイレ用洗剤をお風呂用洗剤として代用するのは気分的に、ちょっと。お風呂用洗剤をトイレに使うのはアリ(気分的に)
- 洗剤容器が1つだけだと持ち運びに不便。トイレとお風呂2つに分けたほうが使いやすい。
おわりに
洗剤が代用できるなんて、ミニマル生活者としてはうれしい限りです。
あっ、そういえばこの洗剤、トイレ・バス兼用ですね~
今回の記事はこの本を参考にしました。
※注)この記事は2020年6月10日に投稿した記事をリライトしたものです。
ご訪問の印にポチっとしていただけると励みになります。