使い方を間違えると危険なコスメ
これは、iHerbで買った高濃度のレチノールクリームです。
海外コスメなので日本では売っていません。アメリカの通販サイトiHerbで個人輸入するかAmazonや楽天を通じて購入することは可能です。
Life-flo レチノールA1%アドバンスド・リバイタリゼーションクリーム
レチノールについて
レチノールはとても有名な成分なのでご存じの方も多いと思いますが簡単にご説明します。 レチノールはビタミンAの一種でアンチエイジングに効果があることで知られている成分です。
レチノールの効果としては
- シワの改善・たるみの予防。
- シミ・ニキビ跡を薄くする。
- 毛穴を目立ちにくくする。
レチノールは細胞のターンオーバーを促進して肌が自ら元気になるのを手助けします。肌の潤いを保つヒアルロン酸の合成や、コラーゲンやエラスチンの生成も促進させるみたいですよ。
レチノールは効果が高い反面、レチノール反応という副作用がでることがあります。どんな症状かというと、赤み・ほてり・かゆみ・皮むけ・吹き出物の活性化などです。
以上のようなレチノイド反応というものがあることは理解して期待に胸をふくらませながら使ってみました。
使用した結果
結果、使い始めはよかったけど、使い方が難しい。初心者には不向き であることを学びました。
そして、濃度1%はかなりの高濃度
使い方を間違えると危険です。
私も使い方を間違えました。
わたしの間違った使い方
アイハーブの商品の概要欄に記載されているご使用の目安を参考に使いました。
ご使用の目安
洗顔した、乾燥肌に豆粒ほどの量のクリームをつけてください。敏感肌には1週間で2度以上使用せず、毎晩徐々に量を増やし、かぶれなければ最終的に毎晩使用してください。鼻、口、目の周りは避けてください。つけている時にぴりぴり感が予想される。
この洗顔した、乾燥肌にという部分を忠実に守って
洗顔後、何もつけていない肌にぬりぬり。週1回の使用です。
1週目は乾燥や皮むけはしましたが、ま、そんなもんだろうと思って
2週目から量を増やしました。
3週目も同様。
ところが、4週目使用した翌日の夜洗顔後、顔がパンパン。シワがなくなるどころか目の下の陥没したクマまでなくなってしまいました。
人相も激変!そして顔が真っ赤っか!!
レチノイド反応の赤み、ほてり、かゆみ、皮むけ+顔パンパン
顔が熱をもっていました。
顔にあたる髪の毛やなにもかもが不快。
精神的にもイライラ超マックス!!
そんな状態が数日続き、1週間たってやっと腫れは落ち着きましたが肌は敏感肌に傾いた模様。
でも、腫れが落ち着いたら、洗顔後はゆで卵のようにつるつるピカピカです。
もう二度と使うまいと心に決めながらも、約1か月後また使ってみたくなりました。
1回分に使うクリームの量が多かったと自覚はあったので今度は少なめで他のクリームに混ぜて使ってみました。
結果、前よりも腫れはマシだったけどやっぱり合わない。
肌の強さには自信があったのですが脆くも崩れ去りました。
レチノール1%の正しい使い方
- 慣れるまでは週1回の使用
- 一回分は豆粒程度
- 夜のみ使用
- 日中の紫外線対策は万全にする。
プラス、洗顔後保湿をしっかりしたうえで保湿剤が乾いてから塗布する。
レチノールクリームは手持ちのクリームと混ぜて使う。
ナイアシンアミドとレチノールは併用するとレチノールの刺激感を軽減することができるようです。
これ知らない人も多いですが、ナイアシンアミドはレチノールと併用することでレチノールの刺激感を軽減することができます
— 小林智子【皮膚科医】 (@kobatomo_1) 2021年2月17日
レチノールに関する質問はインスタのストーリーでも受け付けています。また成分の併用についてまとめる予定です😊 https://t.co/JlZeIRvIOK
1%レチノールクリームは自己責任で
あとで調べたら、1%ってかなり濃度が高いみたいですね。
効果を発揮しつつも肌が炎症をおこさないレチノールの濃度は0.1~0.3%だそうですよ。日本の化粧品では0.04%が限度のようです。
わたしの使い方はかなり無謀だったので悲惨な結果になってしまいましたが、レチノールを塗布する前後にしっかりと保湿を行い、少量から(他のクリームと混ぜて)使えば効果的であるようです。
iHerbのレビュー
参考にiHerbのレビューを載せておきます。
最も役に立った高評価レビュー
上手に使えば確実に効果が
トレチノインや、○ンビロンの経験者です。 ビタミンA(レチノール)の効果については、美容皮膚科のドクターから説明を受けました。 継続して使えば肌の若返りが期待できるそうです。 その時に○ンビロンを勧められて使いましたが 高くて続かず、色々探して見つけたのがこちらです。 レチノールより強力なトレチノインも使ったことがあるのでA反応(赤くなったり、痒くなる等)は 出ないかと思っていましたがしっかり出ました。 A反応は、ビタミンA(レチノール)の濃度を薄めることで調整できます。 そして、肌の中のビタミンAの濃度が上がれば A反応は出なくなるそうです。 私はヒルドイドで2~3倍に薄めて毎日使い、慣らしていきました。 今は薄めずにそのままで毎日使います。 赤みや痒みは出なくなりましたが皮剥けはあり、 顔全体のシミがかなり薄くなりました(数年継続使用しています) 表皮のアンチエイジングは、毎日の地道な紫外線対策と保湿とビタミンAでかなり出来ると思います。このクリームは効果がしっかりあってコスパ最高です。 ビタミンAは酸化に弱いそうなので、私は開封後のクリームはラップでぴったりと覆って空気に触れないようにしています。最後までしっかり効果を感じます。 効果がしっかりあってお手頃で、首や手の甲にも気軽に使えます。 ずっと使いたいです。
使い方さえ間違えなければ素晴らしいクリームです!
使い始めて約2か月がたちました。レチノールの副作用が不安でなかなか手が出せなかったのですがアメリカ在住のyoutuberさんが紹介していたので購入してみました。彼女の説明ではとにかくレチノールクリームは完全に乾いた肌に塗るようにとのことでした。水分を含んだ肌に塗るとレチノールの成分が水分と一緒に肌の奥に浸透してきつい副作用が出るのだそうです。確かに商品説明のところに「乾燥肌(dry skin)に…つけてください」」とありますがうまく説明できてないですよね。洗顔後約20~30分くらいしてから塗るか、それでは肌がつっぱるようなら化粧水などの保湿をして20~30分放置するのがいいそうです。 私は洗顔後アルガンオイル~化粧水~30分放置~レチノールクリームの手順で使っています。おかげさまで全く副作用は出ませんでした。2週間くらい(3回の使用)で洗顔後肌に触ったとき今までにないつるつるの手触りで感激しました。今は週2,3回くらいの使用で少しづつ肌の色が明るくなってツヤがでてきました。もっと早くに始めればよかったと思っています。
最も役に立った低評価レビュー
塗った後の過ごし方まで考えて使おう
何度かシミが気になる部分に塗ったところ皮剥けもなかったので集団で薄いシミがある箇所に10円玉程度の範囲で数ヶ所塗ってみましたら翌日入浴した時に、天井まで顔面がぶっ飛んだ!くらいの痛みで泣きたくなりまして、その翌日今度は顔の皮膚が剥けまくってボロボロ。なんとか落ち着いたので、翌日の天気が雨だとか紫外線の少ない日に綿棒でちょこちょこと再チャレンジ。時々皮剥けはあるけど引きこもりたいレベルの荒れはなくなった。自分に合った量や使用頻度をまずは見つけないとです。肝心のシミですが涙袋の下に多発していた小さなシミが薄くなりました。使うからには紫外線シャットアウトしないと、一旦薄くなったと思ったシミが再浮上している箇所もあります。ターンオーバーが狂って赤にきびが多発する時もあるので慎重に自分に合った使用をしないと、ちょっと軽い気持ちでは他人にオススメ出来ない製品に思う。
使用を避けた方がいい人
敏感肌・妊活中・妊娠中・授乳中の方
使用する場合は使い方に気をつけて
みなさんは、わたしみたいなお馬鹿さんな使い方はしないと思うので、わたくしごときが言うのもなんなんですが(笑)。細心の注意を払って使用することを強く、おすすめします。
高濃度レチノールクリームに再挑戦
間違った使い方をしたレチノールクリームでしたが、1年以上の時を経て再度使ってみたくなり、再度挑戦しています。皮むけは依然として健在ですが(笑) 使い方さえ間違えなければ、大きなトラブルはありません。
ライフフローのレチノールクリームに再度挑戦してみた。
最近話題のCICA成分、ツボクサエキスでA反応が落ち着きました。
トゥヴェールのレチノショット0.1にはツボクサエキスが入ってます。ピュアレチノールにグラナクティブレチノイド2%他、計5種類のレチノールが配合されています。
初心者の方はこちらがおススメ
ライフフローの高濃度レチノールクリームに懲りたわたしは、それでもアンチエイジングを諦めきれず、様々なレチノールを使ってきました。マイルドなものを2点ご紹介します。
CeraVe Skin Renewing Retinol Serum セラヴィスキンリニューイングレチノールセラム
アメリカの皮膚科医が推奨しているセラヴィのレチノールセラムです。3種の必須セラミド、ヒアルロン酸、ナイアシンアミドが配合されています。レチノールをカプセル化して配合しているのでお肌にやさしい処方になっています。
使用感は、一番初めに使った時だけピリッとしましたが2回目以降は何も感じません。
ライフフローのレチノールクリームみたいに劇的な変化はないけど長く使っていくことで効果があるようです。
アイクリームだけど、全顔に使っても…
YEOUTH Retinol Eye Cream ユースレチノールアイクリーム
レチノールのほかにカフェイン、ヒアルロン酸、ペプチドが配合されています。アイクリームの割に30mlと大容量なので、全顔に使ってもいいと思います。
おわりに
レチノール。アンチエイジングにはもってこいなので使い続けたい化粧品ではあります。レチノール化粧品は低濃度から始め、慣れたら濃度を上げて使用していくのがベストですね。
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