ゆるゆるみにまり

ほどよくミニマル

映画「ミッシング」を観てきました

先日、映画「ミッシング」を観てきました。

画像は映画「ミッシング」公式サイトより拝借

私が知っているこの映画の事前情報は、石原さとみさんの役作りがスゴイということ。

 

主人公の沙織里を演じ切るためにボディーソープで髪の毛を洗って傷ませてまで作り上げたバッサバサのプリンみたいな髪の毛、そしてガッサガサのくちびる。

 

 

彼女がそこまで入れ込むほどの役ってどんなだろう、どんな映画だろう、そんな好奇心を持って観に行きました。

 

もちろん、愛する娘が失踪するっていうんだから、きっと、いや絶対、お涙頂戴モノだよねと期待を抱きつつ。

 

映画のHPを見ても、みなさん涙腺崩壊してるっぽい。ハンカチ必須らしい。

 

ところが。

 

ちっちゃな頃から泣き虫で、今でもちょっとしたことでもすぐにウルっときてしまう私なのですが、最後のシーンで少しウルっときた以外は始終冷静に、客観的に観ていたように思います。

 

というのも、、、

 

この映画は単純にお涙頂戴感動モノではなく、壊れた現代社会つまりメディアやネット上のやりとりなどの在り方を問う、世の中へ一石を投じる内容の映画だったからです。

 

もうね、主人公の気持ちに共鳴しているヒマもなくですね、理不尽な世の中に対して怒りを覚えたりしてたわけです。

 

ということで、わたし的には「ザ感動」って感じではなかったのですが、、、

 

いや、これがですよ。


全部見終わって時間が経ってから思い出すとジワジワとウルウルとくるんです。

 

特に最後のシーンを思い出すと今でも泣けてきます。

 

しかし、やはり。

 

この映画は「感動した」だけで済ましてはいけないような気がします。

 

きっとこの作品が伝えたかったのは、壊れた世の中に対するメッセージで、感動はオマケなんだと思いました。

 

 

 

 

 

 

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